目次
 Bluetooth通信モジュール
     BLE通信モジュールRYB080I
     BLE通信小型アダプタボード RYB080I_lite
 GNSS受信モジュール
     L1/L5 GNSS受信モジュールRYS8839
     L1/L5 GNSS受信モジュール小型アダプタボード RYS8839_Lite
 RoLaWAN/RoLa通信モジュール
   REYAX RYLR993

Reyax Technology(台湾) IoT通信モジュール製品

当社ではReyax Technology Co., Ltd.社の IoT通信デバイスの日本国内での販売を行っています。
同社の製品中、無線通信デバイスは国内で使用できる技適マーク付きのものを販売しております。
小口販売はAmazonに出品しております。量産等で多数のデバイスが必要な場合には会社情報に記載の連絡先までお問合せください。





Bluetooth Low Energy 4.2/5.0通信モジュール - REYAX RYB080I

■ 特徴

  • 技適マーク付き:工事設計認証番号 005-102444
  • チップアンテナ搭載、サイズ11mm×11mm×2.2mm、重量 0.8g
  • UART(9600-115200bps)インタフェース、ATコマンドで制御
  • 使用温度範囲:-40~85℃
  • 電源電圧:1.8~3.8V

データシート
Amazon商品ページ


Bluetooth Low Energy v4.2/v5.0通信モジュール小型アダプタボード - REYAX RYB080I_lite

RYB080Iを搭載した小型アダプタボード。
2.54mmピッチの5pinインタフェースでユニバーサル基板やブレッドボードを用いた試作が容易。
RYB080I_lite基板表面

  • 2.54mmピッチ5pinインタフェース
  • 基板サイズ:19mm×15.24mm、重量 5g


データシート
Amazon商品ページ

RYB080I_lite基板裏面          auduino adaptor board

使い方に関する補足説明

RYB080IはBLE 4.2、BLE 5.0に対応した通信モジュールです。 Bluetooth 3.0以前は通信を行うにはペアリングが必要でしたが、 Bluetooth 4.0以降のBLE(Bluetooth Low Energy)デバイスではBeaconや センサなどのユースケースで使いやすいようにペアリング無しで通信が 可能になっており、RYB080Iもペアリング無しでお使いいただけます。
モジュールのUARTインタフェースでホストCPUから非同期シリアル通信で データの送受信ができるようになっておりますが、これは旧Bluetooth規格の Serial Port Profileを用いるものではなく、BLEのGATT通信を用いています。
GATTのCharasteristic 1(UUID:FFF1) - ReadがRYB080Iへのデータ送信、 Charasteristic 4(UUID:FFF4) - NotifyがRYB080Iからのデータ受信となっています。

なお、このようなBLEデバイスはペアリング用のBluetoothデバイスリストに表示されない ことがあります。そのような場合、全てのBLEデバイスをScan・表示するユーティリティを お使いいただきますと、RYB080Iデバイスが見つかるはずです。 (デバイス名称の出荷時設定:REYAX_BLE_RYB080I)

REYAX TechnologyのRYB080I製品ページ から、Android・iOS用の動作確認用アプリおよびそのソースコードが入手できます。 また RYB080I Liteのユーザマニュアルに動作確認の取り方について解説されておりますので、 そちらも参照いただくと良いと思います。

当方で動作確認をとったデバイスは以下となります。

  • iPhone 6S:BLE 4.2
  • iPhone 13Pro: BLE 5.0
  • Android ALLDOCUBE iPlay 20 Pro: BLE 5.0
  • Windows 10/11: BLE 5.0


GNSS モジュール製品

当社ではReyax Technology Co., Ltd.社の GNSSモジュール製品の日本国内での販売も行います。
小口販売はまもなくAmazonに出品予定で、量産等で多数のデバイスが必要な場合には会社情報に記載の連絡先までお問合せください。

超低消費電力 L1 L5 デュアルバンド GNSS モジュール REYAX RYS8839

■ 特徴

  • ソニー製CXD5610GF内蔵
  • L1 L5 デュアルバンド GNSSレシーバー
  • UART(4800-921600bps)インタフェース、ASCII/バイナリコマンドで制御
  • GPS、GLONASS、BeiDou、Galileo、QZSS、RNSS NavIC、SBASに対応
  • 使用温度範囲:-40~85℃
  • 電源電圧:1.8V
  • サイズ:11mm×8mm×2.2mm、重量 0.8g

データシート





超低消費電力 L1 L5 デュアルバンド GNSS モジュール簡易評価ボード - REYAX RYS8839_Lite

RYS8839を搭載した簡易評価ボード。
2.54mmピッチの5pinインタフェースでユニバーサル基板やブレッドボードを用いた試作が容易。

  • 2.54mmピッチ5pinインタフェース
  • 基板サイズ:32mm×16mm×7mm、重量 2.4g


  データシート

使い方に関する補足説明

RYS8839は、超低消費電力1.8VのL1 L5デュアルバンドマルチコンステレーション GNSSモジュールです。
RYS8839_Liteは、RYS8839を用いた簡易評価ボードです。 モジュールのUARTインタフェースでホストCPUからシリアル通信でモジュールの制御および データ受信が可能です。 アンテナと1.8V対応のUSBシリアルインターフェースを組み合わせれば、ターミナルソフトから モジュールの制御およびデータ受信ができるようになります。 さらに、REYAXが製品サイトでダウンロードリンクを提供しているソニー製の GNSSモニターソフトを利用することで、モジュールの制御からデータ受信、衛星情報、位置情報などの 表示を簡単に行うことができます。

弊社でRYS8839_Liteと GNSSモニターソフトの使用に関する手順を簡単にまとめた テキストも準備しましたので、 こちらもご利用ください。

LoRaWAN®対応LoRaトランシーバーモジュール REYAX RYLR993

RYLR993_基板表面 RYLR993_基板裏面

  • 技適マーク付き:工事設計認証番号 020-230271
  • LoRaまたはREYAX Proprietary通信を切り替えて使用することが可能
  • MIC Japan認証以外に、CE RED・FCC・NCCの認証を受けています
  • ファームウェアのデザインカスタムをオプションで提供
  • LoRaWAN®のクラスA、B、Cをサポート
  • 産業用LoRa® STSTM32WLE5CCU6 256KB SOCエンジン搭載
  • サイズ13mm×13mm×2.2mm、重量 0.71g
  • UART(9600-115200bps)インタフェース、ATコマンドで制御
  • 使用温度範囲:-40~85℃
  • 電源電圧:3.3V


データシート

RYAI915_ヘリカアンテナ
RYAF915_外部アンテナ

使い方に関する補足説明

RYLR993 868/915MHz LoRaWAN® トランシーバーモジュールは、消費電流を最小限に抑えながら、超長距離スペクトル拡散通信と 高い干渉耐性を提供するLoRa長距離モデムを備えています。
LoRaWAN®経由での通信方法と、RYLR993のモジュール間で接続して通信できるProprietary Dual Modeをサポートしており、 切り替えて使うことが可能です。アプリケーションとして、IoTアプリケーション、モバイル機器、ホームセキュリティ、 産業用監視および制御装置、車の警報器等で使用できます。
通信環境により異なりますが、条件が良いと通信距離は20km以上到達します。