TEConcept GmbH社製品社製IO-Link Stack及び開発ツール
当社ではドイツ/TEConcept社のIO-Link開発支援ツール の販売・サポートを行っております。
■ 取扱製品 (英文総合カタログはこちら)
IO-Link Diagnosis Tool(IO-Linkプロトコルアナライザ―)
IO-Link Diagnosis ToolはIO-Link Master/DeviceをPCに接続するインタフェースモジュールと
プロトコルアナライザ―ソフトウェアを含みます。
IO-Link通信をByteレベル、M-sequenceレベル、プロトコルレベル、アプリケーションレベルで解析・表示します。
また電気的信号レベル(アイパターン)波形表示も可能になっています。
フィルタリングや検索の機能も有り、問題の調査に有用です。
IO-Link IODD Designer
IODD DesignerはIODDファイルをインポート・編集・保存できるGUIの編集ツールです。
IO-Linkインタフェース仕様V1.1.3に対応し、同じデータセットからV1.1やV1.0のファイル生成も可能です。
XMLのノウハウは不要で、各エントリのHELP/InfoをサポートすることでIODD作成作業を効率化します。
IO-LinkコミュニティのIODD checkerを用いることで、チェックやStampingにも対応します。
IO-Link Master/Device Tester
IO-Link マスター・デバイス製品を販売するには規格準拠のManufacturer Declarationが必要となります。
本ツールはIO-Link Test Specification(現バージョンV1.1.2)に従いテストを実行します。
本ツールはIO-Link Quality Working Groupにて承認されており、結果をManufacturer Declarationに
用いることができます。
IO-Link Physical Layer Tester
IO-LinkのTest Specification(現バージョンV1.1.2)に従ってPhysical Layer試験を実施するための
ツールです。
48Vの外部電源を供給し、テスト対象のデバイスとはM12コネクタで接続します。
Physical Layer Testerはマルチチャネルの高速ADコンバータを搭載しています。
各々のテストケースをシミュレートして、C/Q/L+ lineの電圧と電流を計測、オシロスコープの
ようなスナップショットを記録して、テストレポートを自動生成します。
EMC Test Master/Device
IO-LinkのEMC試験を行うためのツールです。
EMC-Test-Master for IO-LinkはIO-Linkデバイス側のテスト時に使用するマスターシステムです。
IO=linkマスター側のEMC試験にはEMC-Test-Device for IO-Linkを用います。
USB based IO-Link Master
STMicro L6360トランシーバチップを搭載したIO-Linkマスターデバイスで、
1-Portと4-Portの製品があります。
■ USBマスターの特徴
- 全COMスピードをサポート
- データストレージサポート
- DINレールマウント
- PCコントロールツール付属
- オプションでマスターにアクセス可能なWindows DLLの提供も可能
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IO-Link Master Software Stack
各種マイコンやASIC上で動作するIO-Link Master Stackソースコードライブラリです。
マルチポートアプリケーションにはRTOSが必要になりますが、いくつかのRTOSをサポートしています。(v.1.1.3対応版はRTOS不要に変わりました)
マスタースタックのライセンスは開発ライセンスと製造ライセンスの両方が必要です。製造ライセンスは量産台数には関係なくデバイス機種に対して許諾されます。
■ マスタースタックの特徴
- 最新IO-Link通信仕様に準拠
- マルチポートサポート
- サイクルタイム:0.4msec@230.4kBaud、2.3msec@38.4kBaud、18msec@4.8kBaud
- ISDU、インタリーブモード、Diagnostics対応
■ 対応マイコンの例
- STMicro STM32(Cortex M0, M3, M4)
- NXP LPC series
- Freescale KL series
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TSTL(TEConcept Serial Transport Layer)
IO-Link Master Stackと組み合わせて使用する制御用通信ライブラリです。
TSTLによりIO-Link Master機能を提供するMCUとユーザーアプリケーションを実行するシステムを分離し、より安定かつ簡単なシステムの構成を可能にします。
SPI、UART、USBのインターフェースに対応しており幅広いシステムに組み込むことが可能です。
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IO-Link Device Software Stack
各種マイコンやASIC上で動作するIO-Link Device Stackソースコードライブラリです。
マイコンドライバとPHYSドライバの依存関係・インタフェースが共通化されているため、移植済みのマイコンとPHYSの任意の組み合わせを利用可能です。
デバイススタックでは、開発ライセンスに製造ライセンスが含まれます。開発する機種数や量産台数には関係なく1製造者コード×1開発者に対してライセンスされます。(開発者数に応じてボリュームライセンス割引有)
■ デバイススタックの特徴
- 最新IO-Link通信仕様に準拠
- 同期/非同期プロセスデータハンドリング
- ISDUサポート
- データストレージサポート
- パラメータハンドラサポート
- 16MHz-8bitプロセッサでのシステム負荷~50%
■ 対応マイコンの例
- Renesas RL78
- STMicro STM32(Cortex M0, M3, M4), STM8L/8S
- NXP LPC11 series
- MSP430
- Atmel ATtiny, ATmega32/64/128, ATSAM3S
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